ジャカルタ漫遊2
前回はスパイスのお話をしましたが、結局要点を書いたかなあ・・・と気になりました。 言いたかったことは、スパイスに対する両国民の温度差と常に変動する価格のことなのですけどね。 伝わったでしょうか? ジャカルタにあるムルインドという会社の事務所で このスパイスの商談をしたのですが、これまた大変な騒ぎになりました。もともと日本では ショウガとか唐辛子などスパイスやハーブの種類は少ないので そのほとんどが英語読みや、その現地語読みだったりします。 フェンネル、カルダモン、シナモンといった具合ですね。 ところがさすがに スパイスの一大大国のインドネシアでは スパイスの一つ一つが現地語を持っています、かつ現地の呼び方の方が一般的です。 ですから 商談もスパイスの名称からのスタートとなりました。 黒胡椒→Blackpepper→Lada Hitam(ラダヒタン)と言った按配です。 会議室のテーブルの上にスパイスを広げてインドネシア語のお勉強になりました。 でも、そのお陰で一気に初対面の緊張が解きほぐされて その後は和気あいあいの和やかな雰囲気となりました。 午後は彼らと一緒に、 決して高級ではない、街中にある現地の人御用達の それはそれは美味しい店でスパイスのたっぷり効いた食事となりました。
写真は商談中にテーブルに広げられたスパイス。 それとお世話になったムルインドのヤントさん、英語の通訳のダイアナさんです。
「さみんの雑記帳」2005年10月26日
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