ジャカルタ じゃらんじゃらん
こんにちは、ここのところ急速に秋が深まってきました。
つい昨日までは涼しくなったなあ～と思ったら、
一気に肌寒くなってしまいました。
こんなチョットうら寂しい季節になると、
私は熱帯アジアの喧騒に逃げ出したくなります。
東南アジアは おおむね乾季、雨季、あるいは暑季くらいしかありません。
日本の暑さな大嫌いですが、なぜかそんな場所が大好きです。
ジャカルタも赤道直下ですから。ご多分にもれず一年中が夏盛りです。
街中にヤシがすくすく伸び上がり、パパイヤ、バナナが実り、
マンゴーの大木が黄色い実を枝一杯にぶらせげています。
そんな街中をぶらぶらと歩くのが大好きで、時間があれば
ホテルを出てあの通り、この通りと徘徊します。
インドネシア語で道路、通り、路地などを「じゃらん」と言います。
そして「じゃらんじゃらん」と繰り返すと散歩の意味になります。
ですから、まさしくジャカルタ 「じゃらんじゃらん」ですね。
ジャカルタの市内は 中心地のウタマ地区の目抜き通り沿いにある
ビル街を除けば、高い建物もほとんどありませんから、
散歩をするにはもってこいです。
今、インドネシアはバイク天国です。
何処からとも無く集まってくるバイクの数はものすごく、
まるでイナゴの大群のように道路一杯に広がって走っています。
聞くところによると、
今年からバイクの購入にローンが組めるようになったんだとか・・・
ホンダ、スズキ、ヤマハと若者の憧れの日本製のバイクが
チョットの頭金で買えることによるらしいのです。
それで、町じゅうがバイクの洪水になってしまったようです。
でも、これにも裏話があって
毎月の割賦金をチョットでも滞納すると、
そのバイク、即没収されてしまうそうです。
日本のように一切酌量してくれないそうで、その没収バイクは
それはそれで、新車とそう値段も変わらずに売り出されると聞きました。
それでは、今日はジャカルタ 「じゃらんじゃら」んでした。
「さみんの雑記帳」2005年10月31日
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