旅行日記 八王子 さみん

さみん 八王子市 ゆったりした空間でおいしいお食事を!

パーティーや貸切でもご利用いただけます
(要予約)
シナモンカフェさみん
東京都八王子市上野町100-34
TEL042-634-9281
営業時間11:30~22:00

定休日 水曜
E-MAIL info@samin-curry.com
駐車場完備
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厳選スパイスのカレーとパスタをご賞味ください!

パキスタン駆け足紀行20

クンジュラブ峠より宿へ帰着後は、
とりあえず、温かいお茶を一服。
普通、こちらの人じは、お茶と言うと
まずは、ジャスミン茶です。
チャイは、紅茶は? というと、これが
あまり飲まれていません。
なぜなら、ここパキスタンでは、紅茶は贅沢品です。
パキスタンでは紅茶が採れないので、ほとんどが
スリランカなどからの輸入品。
それでは、同じ輸入品なら、安い中国のジャスミン茶や
烏龍茶になるわけです。
コーヒーはもっと貴重品です。

 お茶でゆっくりした後は、グルミット村の夕暮れの散策。
土と石で出来た、小さな家が立ち並ぶ村の路地を歩くのは
我々、異邦人の旅行者には、ノスタルジーに包まれる
至福の時間です。
忙しそうに動く村人と、ひょっこり目が会えば
言葉は通じなくても、ちょっとの会釈で、
目がニッコリ微笑んでくれます。
子供達も、この東洋人を
物珍しげに眺め、追いかけてきます。
そんな時に、コンニチハと日本語で話し掛けると、
コンニチハと、はにかみながら返事をしてくれます。

そうそう、ここ、フンザの住人の驚くべき特徴です。
ここ、フンザの住民は、この周辺に住む人達と明らかに
人種が違うのです。
パキスタンでも、南から中央部は、
アーリア系のインド人的風貌です。
そして、東の方はチベット系の我々と良く似た風貌。
西側は、イラン系の顔立ちです。
しかし、フンザは、このどれとも違い、まったく
ヨーロッパ系の風貌です。
東欧からギリシャの顔立ちです。
写真を載せますので、比べて見てください。
 これは、何故かと言うと、その昔
約2500年前、アレキサンダー大王が、大軍を率いて
東征のおり、この近辺まで支配を広げました。
その時の兵士達の一部が、定住したのが、
フンザの民の祖先と言われています。
 確かに、そういわれれば、まさに
その通りで、村の子供達の顔つき、
それに、なんと言っても、その青い目と茶色い髪です。
ヨーロッパの田舎あたりに、いかにもいそうです。

 フンザを桃源郷たらしめているのは、
この民族的な特徴もあるからです。
桃やアンズ、リンゴの花咲く人里離れた、奥深くに
色白の目の青い人たちが住む里、それを桃源郷と言ったわけです。

 これから、このフンザに4日間の滞在です。



写真は、フンザで出会った子供達です。


「さみんの雑記帳」2006年01月23日

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