パキスタン駆け足紀行29
氷河と同居する村、ナガールから戻り 天気ももうひとつなので、午後はホテルで停滞。 3階の食堂で、ぼんやりと雨に煙る フンザの村を眺めて過ごすのも、なかなか。 熱いお茶を何杯もお替りして、 日本から持ち込んだ、袋菓子など ポリポリとつまんでいれば、あっというまに 時間はたちます。 それでも、夕方にようよう雨の上がった村へ お散歩。 カリマバードは、ここらでは一番大きい村とはいえ、 たかが知れていると見くびると痛い目にあいます。 平らなところは、いくらもなく、 いたるところ坂道ですから、此れが結構しんどい。 下れば、登ってこなけりゃならないし、 唯一の車道は大回りで遠いし、で 結局、ウンウン言って登り返すことになります。
でも、苦あれば楽有り、それだけの価値は充分あって、 羊を追う子供や、畑を耕す村人の姿など 平和で心温まる風景に出会えます。
さて、明日は、けさの悪天で果たせなかった 通称、ワシの巣と呼ばれる、ウルタル峰から派生した 尾根の突端に張り出したコブの頂上へ登り、 ご来光を拝みに、早朝暗いうちに出発です。 夕食を済ませたら、早めの就寝です。
写真は、フンザの風景、その一 ウルタル峰を背にしたフンザ・カリマバードの村
「さみんの雑記帳」2006年02月01日
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