旅行日記 八王子 さみん

さみん 八王子市 ゆったりした空間でおいしいお食事を!

パーティーや貸切でもご利用いただけます
(要予約)
シナモンカフェさみん
東京都八王子市上野町100-34
TEL042-634-9281
営業時間11:30~22:00

定休日 水曜
E-MAIL info@samin-curry.com
駐車場完備
さみんトップへシナモンカフェさみんの紹介カレー、パスタ、丼物、サラダ・・・さみんへお問い合わせ、予約など八王子市上野町・・・
厳選スパイスのカレーとパスタをご賞味ください!

パキスタン駆け足紀行3

チラスの村にたどり着いた時は、もうすでに真っ暗になっていました。
延々悪路を走りつづけて、お尻は痛いし、
車を降りるときには、ヨッコラショって
思わず口にしてしまうほど。もう勘弁して~。

 今宵の宿は、インダス河を望む崖を掘りぬいた
横穴住居のようなホテルです。
これも、昼の酷暑をのりきる知恵で、
穴倉のような内部は、ひんやりしています。
難点は、暗いのと、夜中に部屋の中を走り回る
ネズミちゃん達くらいですかね。

 翌朝は、またまた例のごとく。
夜明けと同時に、チラスの村の探検。
チラスは、本当に何も無い、小さな村です。
まったく、不毛のカラカラに乾いた大地に立つこの小さな村。
では、何故名前が知られているかと言うと、
まず、ひとつは
内陸沙漠気候のモデルで、日中50度近い温度になるけど
夜間は0℃くらいまで下がると言った、寒暖差が激しい土地。
地理の時間で習うほどの場所だから。
ふたつめ、
KKHがあまりに長い行程なので、途中に
イスタンブールから北部辺境の地へのほぼ中間地点のここに、
物資輸送のトラック・ドライバー用の宿泊施設が
集中してあること。
だから、村は、そんな簡易宿泊施設が、いっぱい建っています。
そのみっつめ、
チラスの村の外れ、インダス河の崖に沿って
シルクロード時代(2000年から1500年前)に
岩に彫られた磨崖仏や梵字などが沢山あるからです。
 当然、今朝は、そんなところまで行けませんから、
村の中をざっと歩き回るだけです。
でも、早朝の空気はキリっとして冷たく、吐く息も白く
見えるほどです。
トラックのたむろする村の中心までは、いくらもかかりません。
しらじら明けた中、もうトラックドライバーや
その助手のような少年達が、甲斐甲斐しく
働きはじめています。
あちこちから、煮炊きの煙なども上がっています。
野宿組みも結構いるようで、おいしそうなカレーの
臭いが漂ってくるので、もう宿へ戻る時間になりました。
今日も、カレーの朝食の幕開けです。




写真は、チラスの村で
懸命に車を掃除していた少年です。



「さみんの雑記帳」2006年01月14日

>さみんの旅行日記 目次へ戻る


トップページ | お店紹介 | メニュー | お問い合わせ | アクセスマップ
シナモンカフェさみん 東京都八王子市上野町100-34[地図] TEL:042-634-9281/営業時間11:30~22:00/水曜定休
Copyright (C) シナモンカフェさみん 八王子市 All Rights Reserved