タイの世界遺産 その２
タイの中部にある田舎町スコータイから、イサーン地方の中心の町
ナコンラチャシマ（別名 コラート）までは、
途中、タイで一番美しい仏像があることで有名なピサヌロークや
サラッブリーといった地方の町を抜け、
最後にクメール様式のアンコール朝時代の遺跡がある町、
ロッブリーを最後に、人家ともお別れで、
延々とコラート平原を ひたすら進みます。
途中にあるのは、ガソリンスタンド兼ドライブインのみ。
コラートは、土地がら充分な水を得られないようで、
水田は見当たりませんが、果物の宝庫のようで、
果物の直売スタンドがポツポツと散見できます。
そんな一つに立ち寄り、日本では珍しいタマリンドや
チェリモヤなどを買い込み、独特な舌触りや甘ったるい味を
楽しむのも、旅の醍醐味です。
ロッブリーの町から車をぶっ飛ばして、４時間。
コラート平原の真っ只中にある、イサーン地方の中心、
ナコンラチャシーマに到着です。
ナコンラチャシーマは、イサーン地方の中心といっても
そんなに大きな町ではなく、高いビルもない地方都市です。
それでも、ここは
タイのアンコール・ワットと呼ばれるピマーイ遺跡の
入り口の町です。
ですから、宿泊したホテルの玄関にも
アンコール風のアップサラー（天女）のレリーフが掛かっていました。
私は、この町が一目で気に入ってしまいました。
それについては、次回に話しますね。
画像は、スコータイ遺跡、ワット・マハタート寺院。
「さみんの雑記帳」2005年12月14日
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