タイの世界遺産 その4
ピマーイ遺跡は、タイの最初の王朝、スコータイ王国が興る以前に ほぼインドシナ全体を、支配していたアンコール王朝の建てた寺院です。 アンコール・ワットのように規模も壮大で、華麗さには 欠けますが、それでも充分に見ごたえはあります。 遺跡の敷地内にある博物館には、この遺跡の発見当時の 写真などが展示され、完全な発掘が、ずいぶん最近なことに 改めて驚かされます。 今では、かなりな部分まで修復されていますが、 まだまだ、境内には野晒しにされたままの、 崩れた石組みが放置されたままになっています。
暑い日差しの中、遺跡を見て廻るのは 結構、しんどいことですが この暑い国に、これだけの文明が栄えたのも また事実。 この遺跡から発掘された碑文には、 この寺院の完成には、クメール王国のジャヤバルマン王も 遠いアンコールより、訪れて参詣したことが
書かれています。
写真はピマーイ遺跡です。
「さみんの雑記帳」2005年12月15日
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