タイ大好き漫遊記1
早めの夏休み、しっかり取らせて貰い、 雨季のタイ、バンコクより約200kmほど 奥まったところにある、サイヨーク&エラワン国立公園へ 思いっきり遊びに行ってきました。 もう、ほんの先はミャンマーとの国境。 とても自然豊かな緑の土地で、贅沢な5日間を過ごしました。
その報告で~す。
一日目 バンコクは雨季特有のムッとする熱気に包まれていました。 両替を済まして、空港のホテル案内所でホテルを紹介してもらい 市内までタクシーを奮発。 バンコクへは、今回で8度目。 アジアのエネルギーが一杯詰まったバンコクは、 私のお気に入りの町。 チャオプラヤ川沿いにあるホテルに到着。 見た目も場所もあまりパッとしない安ホテルだけど、今日は寝るだけで充分。 ホテルでチェックインを済ましたら、近所のセブンイレブンまで 飲み物と軽食を買いに。 つい先ほどまでスコールだったらしいのは、道一杯に 水溜りがあちこちに散見。 ホテルへ戻ってテレビを見ると、タイの中央部スコータイやピサヌロークあたりでは、 大洪水で家を流されたりして深刻そう。 ワールドカップの中継を見ているうちに、疲れでそのまま就寝。
二日目 翌日は、朝からどんよりとした空模様。今にも降り出しそう。 と、思っている間もなく、ホテルの中庭にあるパテイオで朝食を取っていたら、 ぽつぽつと来ました。いや~、まいった。 どうか、夕方までは何とかもってってお祈り、アーメン、南無阿弥陀。 7時にホテルを出て、南バスターミナル(サイターイ)までタクシーで直行。 7時半のカンチャンブリ行きの長距離バスに乗車。 バンコクよりノンストップのこのバスは、2時間でバンコクと 西へ120kmにある、カンチャナブリの町を結んでいます。 料金は79バーツ、約240円。ホントに信じられないくらい安い。 東京から小田原ほどまでと同じくらいの距離でこの料金、信じられます? 何はともあれ、カッと晴れ間がさしたり、サーっと雨が降ったりと めまぐるしく変わる天気の中、一路カンチャナブリへ。
カンチャナブリへは、2時間ぴったりで到着。ス、スゴイ。 バスを降りると、さすがにムムっと熱気の渦。 気温は35度、湿度は多分100%。 もう、すでに、汗がジワっと滲み出て来ます。 さ~て、これからは またまた、バスを乗り換え、サイヨークへと向います。 と、ところが、ここまで来ると頼みの綱だった英語の表記が皆無、ゼロ。 ぜ~んぶ、あの、ミミズがのたくったようなタイ文字ばっかり。 サイヨークへ行くバスがどれだかわからん。 ターミナルでバスを待つ人に、英語で尋ねても モジモジとするだけで、タイ語で何やら返事をされてしまいます。 日本でインターネットでプリントした、怪しい地図を 見せて、目的地のタキレンと言ってみたりしたが、どうにも通じていないようす。 さあ、困ったぞ。 何か、タイ語っぽい地名をと思い、プラサート・ムアン・シンと尋ねたところ、 やっと反響あり。 女子高生風の子が、ムアン・シンと言って、5番乗り場を指差してくれました。 バスの運転手に同じように、ムアン・シン?っと尋ねると、 首を縦に振ってくれて、ヤレヤレです。急いで乗車。 まあ、しかし、なんとこのバスのオンボロ具合でしょう。 もちろん、当然のごとく冷房なんてありません。 天上から派手に着色された扇風機がクルクルと廻っています。 そして、シートはビニールが剥がれ、極め付きは この小さなバスの車体、あちこち錆びて穴だらけ。 オイ、オイ、大丈夫かい? それでも、硬~いシートに腰掛けて発車を待ちます。
う、う~ん暑い。どうにも暑い。 それに、このバス、何時発? とうとう、40分待たされ、やっとエンジンがかかり 車内もほぼ満席になって、出発! ヤレ、ヤレ。
さあ、いよいよ、これから自然郷へしゅっぱ~つ!
写真はバスの車内風景
「さみんの雑記帳」2006年06月27日
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