タイ大好き漫遊記１８
プールですっかりリラックスした体を
夕食までの間、部屋へ戻りベッドでうたたねです。
外は相変わらず、スコールの雨音と雷鳴。
うつら、うつらとまどろみます。
う～ん、最高。
少し効きすぎるエアコンをオフにして、１時間ほど。
足の先から、じんわりと疲れが抜けていきます。
さて、と
今晩のデイナーは、ナンにしようかな………
今晩は、デイナーの後にタイ古式マッサージを頼んであります。
全身マッサージの２時間コース。
以前にタイ訪問の際に、バンコクで古式マッサージを受けて以来、
ちょっと病みつき。
それ以来、チェンマイで、ピサヌロークで、アユタヤでと
行く先々でお世話様になっています。
当然、今回もホテル専属のマッサージがあり、申し込んでいたわけです。
２０時丁度に、ホテルスタッフがお出迎えに来ました。
一緒に蓮池をグルっと回った向こう岸にあるマッサージ小屋へと
案内されて、薄暗いボンヤリとした照明のともる部屋へ。
さて、いよいよはじまりはじまり。
う、う～ん、痛気持ちいい。
肩にはじまり、腰、背中、手足ともう全身くまなく
マッサージの洗礼。頭のてっぺんからこめかみ、首筋までグイグイ、
もう、痛いやら気持ちいいやらで、グニャグニャ。
２時間が終わる頃には、しっかり鼾をかいて寝ている始末。
マッサージ師さんの笑い顔に送られて、部屋に帰ったら一気に
ベッドで眠り込んでしまいました。
さて、マッサージ代、４００バーツ也、約１２００円と格安でした。
翌日も上天気で明けました。
でも、空気は目一杯湿気を含み、夕方からのスコールもお約束。
例のごとく、朝からレストランでタイ料理を腹いっぱい食い、
南国のフルーツもムシャムシャ食べて
これから、ここより６ｋｍほど上流にある象キャンプへ
象乗りジャングルツアーへ向います。
ついでなので、そこまでマウンテン・バイクで山道を使っての
トライアルです。
歳も歳な私なだけに、少々不安。
体力も気力も大丈夫かしらん。
さあ、そんな不安もどこへやら
ガイドと共に、出ッ発。
しばらく、牧場のような広い所を走り、そのうちにサトウキビ畑のようなところ、
果樹園などをズンズン進んでいきます。
いつの間にやら道も､舗装路から赤土のぬかるみ道に変わり、
坂を下るようになります。
すると、ウォッとっと、茶色く流れるクウェイ・ノイ川へ出ました。
心もとない吊ばしが、向こう岸へと続いています。
さあ、ガイドが渡れと合図を送って来ます。
１０ｃｍくらいの隙間だらけの板を渡しただけの吊橋は、隙間から下の
茶色い濁流がそのまま、見えます。
ちょっと、ビビリ。
スピードが出せないのに、出さないと自転車から転がり落ちそうだし。
怖い、怖い。
ほうほうの体で渡りきり、大きな蝶々が乱舞する道を横切り、
汗びっしょりになって、象キャンプまで乗り切りました。
ミネラルウォーターで喉を潤し、象キャンプで休憩。
子象がたくさん遊んでいます。今のうちに精一杯遊んでおくんだぞ、
大きくなったら、おまえ達も労役のために働かされるんだからね。
そんなことを話しても、子象の耳には届きません。
これから、象に乗ってジャングルクルーズです。
写真は、クウェイ・ノイ川
「さみんの雑記帳」2006年07月26日
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