旅行日記 八王子 さみん

さみん 八王子市 ゆったりした空間でおいしいお食事を!

パーティーや貸切でもご利用いただけます
(要予約)
シナモンカフェさみん
東京都八王子市上野町100-34
TEL042-634-9281
営業時間11:30~22:00

定休日 水曜
E-MAIL info@samin-curry.com
駐車場完備
さみんトップへシナモンカフェさみんの紹介カレー、パスタ、丼物、サラダ・・・さみんへお問い合わせ、予約など八王子市上野町・・・
厳選スパイスのカレーとパスタをご賞味ください!

タイ大好き漫遊記22

いよいよこの楽しかったバケーションも最終章。
今日は、あの喧騒と熱気でむせ返る大都会、バンコクへ戻る日です。

 我々は、すっかり仲良くなったベルギー人のガイドが
駅まで送ってくれる好意に甘え、泰麺鉄道の終着駅、ナムトック駅まで
送ってもらうことにしました。
一日に早朝と昼、それに夕方の3本しか走らないローカル線の
終着駅は、それはうら寂しいものでした。
我々は、お世話になったベルギー人と別れ、乗る予定のお昼の列車を待つ間に
駅前の汚い食堂で腹ごしらえ。
タイ風の酢豚、トムヤムクン、焼きそば、チャーハン、それと
冷たいレモンジュースをオーダー。
どれも、そこそこの水準。
こんななんの特徴もない食堂でも、タイでは外れが無いのが
嬉しい。
どこで食べても、ホントに美味しいのは、とっても不思議。
これだけ食べて、200バーツ(約600円)は破格もの。

 腹ごしらえが済んだら、いよいよ乗車。
古い、古い客車の硬いシート、少~しトイレ臭いのを我慢して
ガタガタの窓を全開して、発車を待ちます。
これは、バンコクの南、トンブリ駅まで行きますが、
6時間もかかり、エアコンも無いこの列車でバンコクまでは、
地獄のようだと、ベルギー人から聞いていたので、
そこで、我々は、カンチャナブリまで2時間ほど乗車し、
そこから、またまた長距離エアコンバスで
バンコクまで戻ることにします。
 ほどなく、ナムトックを盛大な汽笛とともに出発。
うるさい音ばかりで、たいしたスピードも出ない列車は
一面に広がるタピオカの畑や、未開墾のジャングル、
クウェイ川の景色を横目にしながら、一路カンチャナブリへと
ひた走ります。
物売りのオジサン、オバサンがしつこく、売り込みをしてきます。
とうとう根負けして、ピーナツとタピオカを油で揚げたお菓子を
買わされてしまいました。
でも、これ、ウマイ。あとから、あとから手が出て止まりません。

 さて、さて、そうこうしているうちに、
この泰麺鉄道の一番の見所、右にクウェイ川、左に崖のせまる
一番の難所に掛かってきました。
大サービスで、列車もここは最徐行してくれます。
木材で出来た桟道を列車は、ギシギシと進みます。
右下には、茶色く渦巻く川、左は岩が剥き出しの崖。
まあ、よくこんな所に鉄道を通したものだと感心してしまう。
あの悪名高き日本軍が、連合国の捕虜や現地のタイ人を酷使して
ビルマへ向けて短期間の内に開通させた泰麺鉄道。
英語の表記は、Death Railway(死の鉄路)
悲しい太平洋戦争の記憶。
ここでは、たくさんの捕虜と善良なタイの人々が亡くなっています。
・・・・黙祷・・・・

 やがて、列車は
あの有名なクワイ川マーチでも有名な
クワイ川鉄橋を渡ります。
これを渡れば、山の中を通っていたレールも
平野部へ進んでいきます。
ここがカンチャナブリ。
でも、折角だから、クワイ川鉄橋を見るため、途中下車です。
 降りたとたん、あまりの暑さにクラクラしてしまいました。
歩いて鉄橋を渡り始めましたが、照り返しのすごさと
ジリジリする炎天下で、途中で断念。
そばにあった食堂へ逃げ込み、アイスコーヒーで休憩。
ものすごい暑さで、川へ飛び込みたくなってしまうほどです。
もう、ここは、急いで退散。
カンチャナブリのバスターミナルまで、バイクタクシーで
ぶっ飛んでもらいました。




写真は、木製の桟道をゆっくりと通り過ぎる列車
すぐ右下はクウェイ川で、木で組み上げた桟道の上を
列車はギシギシいって渡っていきます。
不思議に事故は一度も起きていないそうです。

泰麺鉄道の一番の難所、木で組み上げた桟道を
列車はゆっくり、ゆっくり通過していきます。
通過していく時に、橋がギーと鳴るのが聞こえてきます。



「さみんの雑記帳」2006年08月17日

>さみんの旅行日記 目次へ戻る


トップページ | お店紹介 | メニュー | お問い合わせ | アクセスマップ
シナモンカフェさみん 東京都八王子市上野町100-34[地図] TEL:042-634-9281/営業時間11:30~22:00/水曜定休
Copyright (C) シナモンカフェさみん 八王子市 All Rights Reserved